サブスク型(月額制)ホームページのメリット・デメリットとは?

サブスク型(月額制)ホームページのメリット・デメリットとは?

サブスク(サブスクリプション)とは、月額や年額といった定額料金を支払うことで、一定期間商品やサービスを利用できる仕組みのことです。

NetflixやSpotifyなどが有名ですが、最近ではホームページ制作においてもサブスク型のサービスが増えてきています。

HIVEでも、サブスク型ホームページ制作サービス「Jam Factory」を運営しておりますが、

  • 「ホームページのサブスクはどんなメリットがあるの?」
  • 「通常の一括払いのホームページ制作とどう違うの?」

と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、サブスク型ホームページ制作のメリット・デメリットについて解説します。

当記事を参考に、ホームページ制作の方法を検討されている方の参考になれば幸いです。

サブスク型ホームページと買い切り型ホームページの違い

サブスク型ホームページのメリットを紹介する前に、まずはサブスク型ホームページと従来の買い切り型ホームページの違いについて説明します。

制作会社にホームページ制作を依頼する場合、一般的には一括で購入する買い切り型が多いです。

以下にそれぞれの違いをまとめてみましたので、ご確認ください。

項目サブスク型ホームページ買い切り型ホームページ
支払い方法月額料金一括払い
初期費用低い高い
ホームページ利用期間契約期間中無期限
ただし制作後の保守・運用は別途料金がかかる
更新代行月額料金に含まれている別途料金がかかる
解約いつでも可能
(最短で解約すれば、1~2ヶ月分の料金を払うだけで良い)
不可
(支払った金額は戻ってこない)
アップデート自動で行われる別途料金がかかる
セキュリティ対策自動で行われる別途料金がかかる
サポート充実している別途料金がかかる

ここで注意すべきことは、買い切りの場合でも、ホームページの運用や更新は別途費用がかかることです。

社内にホームページの担当者がいない場合、買い切り型で莫大な初期費用を支払った上に、毎月の保守・運用費用がかかることもあるので注意が必要です。

サブスク型ホームページの4つのメリット

この章では、サブスク型ホームページの4つのメリットについて紹介します。

  • 初期費用を大幅に抑えられる
  • いつでも解約可能なのでリスクが少ない
  • サービスのアップデートが自動で行われる
  • セキュリティ対策が万全

買い切り型ホームページとも比較しながら解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 初期費用を大幅に抑えられる

サブスク型ホームページの最大のメリットは、初期費用を大幅に抑えられることです。

制作会社にホームページ制作を依頼する場合、デザインや機能、ページ数にもよりますが、一般的に数十万〜数百万円の初期費用がかかります。

格安で制作したい場合はクラウドソーシングやフリーランスに頼むという方法もありますが、品質や納期、セキュリティのリスクが高いのが難点ですね。

一方サブスク型ホームページは、初期費用が無料、もしくは低価格で利用できることが多いです。

また、ホームページの制作費も月額料金に含まれていることが多いため、毎月1〜2万円程度でホームページを運用することができます。

事業の立ち上げ段階や、予算をとれない場合であっても低コストで始められるので、小規模事業者や中小企業にとっては非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

2. いつでも解約可能なのでリスクが少ない

ホームページを始めたことがない方にとっては、

  • ホームページって本当に意味があるの?
  • ホームページ制作にお金をかけても、意味がなかったらどうしよう?

といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

実際、ホームページで集客や売り上げアップの成果を出すには、様々な施策や工夫が必要で、すぐに効果が出るわけではありません。

とはいえ、効果があるかわからないものに数十万〜数百万円を投資するのはリスクが高いですよね。

サブスク型ホームページなら、いつでも解約可能なので低リスクで始めることができます。

効果がないと感じたら解約すればいいだけなので、ホームページを始める際の不安を解消することができるでしょう。

サブスク型ホームページサービスの中には最低契約期間を定めているものもありますが、多くの場合は1ヶ月〜3ヶ月程度の短期間で解約できるので、リスクを抑えながら始めることができます。

3. サービスのアップデートが自動で行われる

サブスク型ホームページのメリットの1つに、サービスのアップデートが自動で行われるという点があります。

買い切り型のホームページの場合、基本的には「納品すれば終わり」というスタンスなので、その後のアップデートや改善は自社で対応するか、別途費用がかかります。

しかしサブスク型ホームページは、長期的に利用いただくことを前提としているため、利用者に快適に使っていただくためのアップデートや改善が積極的に行われます。

高額な初期費用で利益を回収できる買い切り型とは違い、サブスク型では長期間での利用をしていただけないと利益が出ません。

その分、利用者にできるだけ長く利用いただくための工夫がされているので、常に最新の機能やセキュリティ対策を提供してくれるというわけです。

4. セキュリティ対策が万全

ホームページを運用する際に最も気をつけなければならないのが、セキュリティ対策です。

買い切り型ホームページの場合、多くの場合は自社でセキュリティ対策を行うか、別途費用を支払う必要があります。

また、セキュリティ対策は一度行えば終わりということではなく、常に最新の脅威に対応する必要があるため、定期的なメンテナンスが必要です。

結局買い切り型でホームページを制作した場合でも、保守運用費という形で毎月の費用がかかることが多いです。

一方サブスク型ホームページは、月額費用にセキュリティ対策が含まれているので、セキュリティに関する心配をする必要がありません。

前章でも述べたように、サブスク型では「制作したら終わり」ではなく、契約期間中は常に最新の状態にアップデートされます。それに伴いセキュリティ対策も行うので、安心してホームページを運用することができるでしょう。

セキュリティ対策でよくある失敗は、専門知識のない方が対応しようとして、エラーが出たりページの表示が崩れたりといったトラブルが発生することです。

サブスク型ホームページ制作ならこういった心配事がないので、安心して事業に集中することができますね。

サブスク型ホームページのデメリット

サブスク型ホームページには、多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。

  • 解約するとサービスが使えなくなる
  • 長期的に見るとコストが高くなる

この2つのデメリットについて、具体的に解説します。

1. 解約するとサービスが使えなくなる

サブスク型ホームページは、解約するとホームページが削除されるというデメリットがあります。

買い切り型の場合、ホームページを所有するのは利用者側ですが、サブスク型の場合はサービス提供会社に所有権があるからです。

また、サービス提供会社がドメインを管理している場合、解約後にドメインも失効してしまうことがあります。

新しいドメインを取得する場合、SEO効果や信頼性を育て直す必要が出てくるため、アクセス数や検索順位に悪影響を及ぼすことがあります。

ですが、サービスによっては有料でデータの引き渡しや、ドメインの引き継ぎを行ってくれるところもあります。

サブスク型サービスを契約する場合は、

  • 解約後のホームページを利用できるかどうか
  • 解約後ドメインは引き継ぎ可能かどうか

の2点を事前に確認しておきましょう。

2. 長期的に見るとコストが高くなる

サブスク型ホームページは、初期費用が安い反面、長期的に見るとコストが高くなるというデメリットがあります。

例えば月額1万円のサブスク型ホームページの場合、1年間利用する場合は12万円、10年間なら合計で120万円の費用がかかります。

なので、長期間の運用を考えている場合は、買い切り型でホームページを制作した方がコストを抑えられるかもしれません。

ただしサブスク型の場合は定期的なアップデートやセキュリティ対策など、長期的な運用においても安心して利用できるというメリットがあるので、コストだけで判断するのではなく、総合的なメリット・デメリットを考慮して選択することが重要です。

まとめ:サブスク型ホームページのメリット・デメリット

サブスク型ホームページのメリット・デメリットについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

サブスク型ホームページの最大のメリットは、

  • 初期費用を大幅に抑えられる
  • いつでも解約可能なのでリスクが少ない
  • サービスのアップデートが自動で行われる
  • セキュリティ対策が万全

といった点です。

事業を開始したばかりの方や、初期費用を抑えたい方、セキュリティ対策やアップデートなど面倒なことを全て任せたい方にとっては、サブスク型ホームページは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

一方でデメリットもあり、

  • 解約するとサービスが使えなくなる
  • 長期的に見るとコストが高くなる

といった点を紹介しました。

とはいえ、解約時のデータの引き渡しやドメインの引き継ぎなど、サービスによっては対応してくれるところもあるので、事前に確認しておくことが重要です。

また、長期的な利用によってコストが高くなるという点に関しては、サブスク型の定期的なメンテナンス、サポート対応などのメリットを考慮して総合的に判断するのがいいでしょう。

サブスク型ホームページ制作はJam Factoryにお任せください!

HIVEでは、サブスク型ホームページ制作サービス「Jam Factory」を運営しております。

初期費用や制作費は完全無料で、月額5,980円からホームページを運用することができます。

また、料金面だけでなく、以下のようなメリットもあります。

  • サーバー・ドメイン代込み
  • セキュリティ対策、定期的なアップデート
  • 最低契約期間なし(いつでも解約可能)
  • 豊富な追加オプションで機能拡張が可能

このように、サブスク型ホームページ制作のメリットを最大限に活かしたサービスを提供しております。

また、制作にはJamstackという最新の技術を採用しており、高速表示やセキュリティ対策、SEO対策など、ホームページ制作における様々な課題を解決しています。

サブスク型ホームページ制作を検討されている方は、ぜひ一度Jam Factoryをご検討ください!

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