ホームページ作成をココナラに依頼するなら、カテゴリページ から出品者を探してみましょう。ただし、依頼する前に知っておいた方が良いことが何点かありますのでこの記事で紹介していきます。
実際ホームページ作成をココナラで依頼するのはどう?(評判)
ココナラの良い評判と悪い評判を紹介するのでココナラでホームページ作成を依頼する前に参考にしてください。
- 低コストで依頼できる
- スキルで比較検討できる
ご存じの通りかもしれませんが、とにかく低コストで依頼できると評判です。またスキルや経験等を売り買いできるのがココナラのコンセプトとなりますので、出品者のスキルを比較検討しやすいのが良いと評価されています。
- 出品者のスキルについては玉石混交である
- 運営側に対応してもらえないことがある
よく悪い評判としてあがるのが出品者のスキルの低さです。ココナラはメルカリのようにCtoC(個人間取引)でスタートしたプラットフォームであるためか、参入障壁が低いと感じる方が多いようです。
それゆえ、ココナラにはハイレベルなクリエイターに限らず、練度の低い出品者も大量に参入してきたという背景があります。満足度(星)が高い出品者を選ぶ等、慎重に吟味して利用することをおすすめします。
また運営側に我関せずな側面が少しあり、何かトラブルがあっても発注者と出品者で解決しなければならないことがあります。その点も留意しておきましょう。
筆者も、ホームページ作成ではありませんが、発注側としてココナラを使用したことが何度かあります。それをふまえたうえで上記のような評判はある程度は事実といえます。
ホームページ作成をココナラで依頼する時の費用相場・スケジュール
実際にホームページ作成を業者に依頼するときの相場観を紹介します。
ホームページの規模 | 作成費用の相場 | 目的 |
---|---|---|
小規模サイト (テンプレート使用) | 10万~50万円 | ・名刺代わりの簡単な内容 ・集客には不向き |
中規模サイト (10ページ以上) | 50万~100万円 | ・企業紹介ができる内容 ・内容、コンテンツ量によってはSEOによる集客が可能 |
大規模サイト (100ページ前後) | 100万~300万円 | ・企業ブランディングができる内容 ・SEOによる集客も可能 |
ECサイト | 10万~500万円 | ・ネットショッピングを目的とした自社サイト |
サイトの規模によって費用が高額になります。これは一般的な相場観なので、ココナラで作成する場合は上記よりは安い金額で依頼できると思っていてください。
続いて、ホームページ作成をココナラで依頼するときのスケジュール感ですが、これは出品者のスキルやホームページの規模にもよります。早ければ即日、遅くても1週間以内です。
ホームページ作成をココナラで依頼する時の流れ
以下の流れで依頼できます。
- 出品者を探す
- サービスを購入する
- トークルームでサービスの説明やヒアリングを受ける
- 素材を提供し、ホームページ作成が開始する
- 「正式な納品」を承諾をする
- 評価する
なお、ホームページ作成を依頼する前に、ホームページの目的、ターゲット層の選定、予算、完成希望時期をしっかりと整理しておくことが重要です。
1. 出品者を探す
ホームページ作成のカテゴリページ からサービスを比較しつつ、ホームページを作成してくれる出品者を探します。
2. サービスを購入する
クレジットカード、銀行振込等で決済をします。
3. トークルームでサービスの説明やヒアリングを受ける
各出品者でサービスの提供の仕方は異なります。トークルームでサービスの説明を受けましょう。また、どのようなホームページに仕上げたいか等ヒアリングを受けます。予算や納期についてもこのタイミングで調整します。
4. 素材を提供し、ホームページ作成が開始する
要件が確定し、写真やロゴ等の素材を出品者に提供すると、ホームページ作成が開始します。
5. 「正式な納品」を承諾をする
要件を満たしたホームページが完成したら、出品者からの「正式な納品」を承諾します。
6. 評価する
満足度(星)とコメントでサービスに対して評価します。
ホームページ作成をココナラで依頼する時の注意点
ホームページ作成をココナラで依頼する時の注意点は次の3つです。
- チャット中心でのコミュニケーションで要件を伝えにくい
- 納品後のサポートは受けられない
- ハイレベルな出品者はココナラに少ない
それぞれ解説していきます。
チャット中心でのコミュニケーションで要件を伝えにくい
ビデオチャット(ビデオ通話)機能もあるのですが、回線が不安定であるためか、カメラをオフにして話す必要があります。また「ビデオ通話でのヒアリングは追加料金」としていることもあるため、ビデオ通話を使わずに取引することが多いです。
またココナラを介さない直接取引は規約で禁止行為と定められており、電話番号を交換したり、直接会ったり、Google MeetやZoomを使ったりすることはできません。このようにココナラではチャットを前提としたコミュニケーションが基本となります。
ホームページを作成するためには、要件をすり合わせなければならず、本来は打合せをするのが効率的です。特に初めてホームページの作成を依頼する場合、文章だけで伝えるのはなかなかにハードルが高いです。
また先述の通り、ココナラには練度の低い出品者も少なくないため、チャットの文面だけでどこまで発注者側の意図を汲み取れるかは未知数です。端的な表現の文章で相手にわかりやすく伝えることを意識しなければなりません。
納品後のサポートは受けられない
ホームページは定期的なメンテナンスが必要です。「納品となったらずっと使える」というわけではありません。通常はホームページの完成以降もそのホームページを作成した業者と関係を保ち、定期的なメンテナンス(保守といいます)等のサポートをお願いすることが多いです。
どこまで責任を持って対応してもらえるか、あらかじめ出品者に確認しておく必要がありますが、ココナラの場合、そのあたりの判断はかなり難しいです。
ホームページは事業者にとってはいわば「顔」であり、長期的に運用するものです。ホームページ作成を依頼する相手は長く付き合っていける方を選ぶ必要があります。
ココナラのようなプラットフォームは納品をゴールとしている出品者が大半なので、長期的に信頼できるパートナーと出会える確率は低いと思います。
ハイレベルな出品者はココナラに少ない
事業者の顔となるので、せっかく作るからにはレベルが高いものを作りたいですよね。先述の通り、ココナラの出品者のスキルレベルは玉石混交ですが、ハイレベルなクリエイターは直接顧客と契約し、ココナラにわざわざ出品しないという傾向があるようです。
またホームページ作成は参入障壁の低く、特別な資格や経験がなくても始めることができるので、初心者が実績作りのためにココナラで出品しているケースも少なくありません。ヒアリング能力やプログラミングスキルが不足していると要件をうまくくみ取って実装してくれない可能性があります。
出品者の意識も様々です。「楽して稼ぎたい」というスタンスの出品者も一定数いるため、納期の遅延が続いたり、品質の低い成果物が納品されたりするリスクがあります。
ホームページ作成はココナラで依頼するのが必ずしも正解とは限らない
ココナラに限らず、他のクラウドソーシングでも同様の実態があります。いったん「ココナラで依頼する」ということを忘れていただき「ホームページ作成はココナラで依頼するのはあくまで選択肢の一つである」と考えていただきたいです。
先述の通り、ホームページ完成後も定期的なメンテナンスがあるので、信頼できる相手を選ぶ必要があります。ホームページを長期で運用することを考えれば、納品されたら関係が終了するココナラではなく、直接依頼した方が良いです。
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